北海道では、11月後半から本格的に雪が降り始め、ゴルフ場はクローズ。ここから翌春まで、事実上のシーズンオフに入ります。
年が明けると、各メーカーから新しいクラブが続々と発売され、買い替えを検討するゴルファーも多いですよね。もちろん私も例外ではなく、新製品には毎年興味津々です。
試打会やゴルフショップで新しいクラブに思わず手が伸びてしまうものの、雪に覆われた北海道ではラウンドはできず、日々の練習が中心になります。
そんな北海道の冬から飛び出すゴルフ遠征は、日々の練習の成果や、購入した新しいクラブを実戦ラウンドで試せる絶好の機会でもあります。むしろこの時期は、来シーズンに向けた準備期間という位置づけです。
北海道の冬でもラウンド機会を確保するこの遠征は、単なる気分転換ではなく、春のスコアや競技結果につながる実戦練習だと感じています。
この記事では、北海道在住ゴルファーの視点から
- 冬ゴルフ遠征は何月が一番おすすめなのか
- 月ごとのメリット・デメリット
- 実際に遠征に行くスケジュールの組み方
- 遠征時に必用な持ち物リスト
を、経験ベースで解説します!
冬の遠征は「月選び」で満足度が変わる

先に結論を言うと、
北海道ゴルファーの冬ゴルフ遠征は「1月下旬〜2月」が最もお勧めです。
理由は大きく5つあります。
- 北海道は完全に雪景色でゴルフを諦めがつく(笑)
- 本州・九州・四国・沖縄は気温が安定している
- 遠征費用が年末年始より落ち着く
- 連続ラウンドでも体が作りやすい
- 春の競技までの逆算がしやすい
単なる「暖かいから」ではなく、スコアを作るための条件が揃うのがこの時期です。
以下、月ごとの指針を表にまとめてみました!
| 月 | 総合評価 | 芝・グリーン状態 | スコアの作りやすさ | 競技的な目的・位置づけ | 向いている遠征内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| 12月 | ★★☆☆☆ | 休眠期入り始め。柔らかめでスピードが出にくい | 内容重視。スコアは参考程度 | 年内の感覚確認・ショットの再現性チェック | 1〜2ラウンド ※無理に詰め込まない |
| 1月 | ★★★★☆ | 状態が安定し始める。グリーンが締まる | マネジメント次第で作れる | 競技モードへの切り替え・実戦感覚の回復 | 2泊3日・2〜3ラウンド |
| 2月 | ★★★★★ | 最も安定。速く素直なグリーン | 内容=スコアが一致しやすい | 春の競技に向け実戦調整の中心 | 2泊3日・3ラウンド(最適) |
| 3月 | ★★★☆☆ | 芝は良好。春仕様に近づく | 仕上がり確認向き | 冬の練習の成果確認・最終調整 | 1〜2ラウンド ※詰め込みすぎ注意 |
2〜3ラウンド前提!冬ゴルフ遠征スケジュールの組み方






冬の北海道では、コースに立てない日々が続きます。
だからこそ、暖地への遠征は単なる「気分転換」ではなく、春のシーズンインや競技に直結する実戦の機会にしたいと考えています。



とはいえ、実際のところは「ラウンドできるだけで嬉しい」というのが本音です(笑)
遠征計画のポイントはとてもシンプル。
最初に“ラウンド数”を決め、そこから逆算して旅程を組むことです。
先に決めるのは「泊数」ではなく「ラウンド数」
よくある失敗は、
「2泊3日で行けるから、どこかで1回ラウンドしよう!」
この発想だと、ゴルフは”旅のついで”になります。
私の遠征はゴルフがメインですし、春から始まる競技のための準備期間でもあります。
2〜3ラウンドするには、どう移動し、どこに泊まるか?
この順番で考えると、移動手段や宿泊先、ラウンドするゴルフ場もスムーズに決められるようになります。
私は北海道・道南に住んでいるため、遠征時の移動手段も、飛行機・新幹線・フェリー+自家用車と選択肢が豊富です。行き先によって最適な手段を選べるのは、大きなメリットだと感じています。
たとえば北関東方面であれば、新幹線を利用することで移動時間を短縮でき、到着後にそのままハーフプレーが可能なケースもあります。
2泊3日で2〜3ラウンドが黄金バランス
| ステップ | やること(先に決める) | 具体的アクション | 競技ゴルファー的な狙い | 失敗すると起きること |
|---|---|---|---|---|
| ① | 早朝スタート枠で予約できるゴルフ場を選びを2日分確保 | 2日目・3日目をトップ付近で予約 → 1日目は余裕があれば午後ハーフ | 風が弱く進行が安定=競技に近い環境を再現 | 遅い時間のスタートは夜の時間が取れなくなり夕食タイムが短くなる |
| ② | 同一エリア・近距離コースで組む | 宿から30分以内/可能なら同コース連日 | 移動疲れを排除し、マネジメント精度を上げる | 移動で消耗し、集中力・判断力が落ちる |
| ③ | 初日はできれば午後ハーフラウンド | 移動後は0.5〜1Rで芝・グリーンの把握に専念 | 距離感・転がりを体に入れ、2日目の質を上げる | 初日は移動重視なので無理をしない |
| ④ | ホテル選び | 大浴場・静か・コース至近を優先する | 夜は早めの就寝で久しぶりのうラウンドに向け体力温存 | 睡眠不足・疲労残りで集中力が続かず最終日まで影響することに |
| ⑤ | 日ごとのテーマ設定 | ①距離感把握 ②スコアメイク ③疲労下判断を事前に決める | ラウンド毎にそれぞれに意味を持たせる | テーマを意識できないとただラウンドしただけ・・という状況に |
冬の遠征・持ち物リスト(北海道ゴルファー視点)
冬の暖地遠征は、ただの旅行ではありません(もちろん、観光もできたら最高ですが)。
春のシーズンインや競技に直結させるための“実戦調整”の場だと考えています。
だからこそ持ち物も、「あったら便利」という基準ではなく、スコアに影響するかどうかで厳選します。
遠征1日目は、正直なところ何とかなります。
差が出るのは、2日目の後半から3日目。
- 疲れても判断力が落ちない
- 距離感がブレない
- 体が重くならない
この状態をつくるための持ち物を選んで持っていきます。



荷物が多くなると移動時に苦労しますので厳選しましょう!
① プレーの精度を落とさない道具
| アイテム | 理由(競技目線) |
|---|---|
| レーザー距離計(予備電池) | 縦距離の精度はスコア直結。電池切れは致命的 |
| グローブ予備(2〜3枚) | 湿度・汗で交換必須。滑りはミスショットの原因 |
| ボール1スリーブ多め | 芝質・気温でフィーリングが変わるため余裕を持つ |
| グリーンフォーク・マーカー | グリーン状態の観察とリズム維持 |
| パター練習用マーカー2枚 | ホテルや練習グリーンでの距離感確認に使う |
② 連続ラウンドでも体を落とさないケア用品
| アイテム | 理由(3日目に効く) |
|---|---|
| ストレッチチューブ | 股関節・肩甲骨を毎晩リセット |
| 湿布・塗り薬 | 張りを翌日に残さない |
| 着圧ソックス | むくみ防止=足の疲労軽減 |
| 小型マッサージボール | 足裏・臀部をほぐすだけで回復度が違う |
| プロテイン or アミノ酸 | 回復スピードを上げる |
③ ウェアでスコアを崩さない(寒暖差対策)
| アイテム | 理由 |
|---|---|
| 脱ぎ着しやすい薄手ダウン or ベスト | 朝イチの体温維持 |
| ネックウォーマー | 体感温度を一気に上げる |
| ニット帽 or イヤーウォーマー | 風対策・集中力維持 |
| 半袖インナー多め | 日中は暑くなるため調整用 |
④ 寝る前に明日の準備をする道具
| アイテム | 理由 |
|---|---|
| ラウンドメモ用ノート | その日の判断・ミスを記録 |
| iPad / スマホスタンド | スイング動画の確認 |
| パター or パターマット(小型) | 夜に距離感を確認できる |
| 水筒 | 暖かい飲み物で体を冷やさない |
⑤ 意外と重要な“補給系”
| アイテム | 理由 |
|---|---|
| ナッツ・バナナ・ゼリー飲料 | ラウンド中のエネルギー切れ防止 |
| 常備薬 | 環境変化による体調不良対策 |


まとめ|遠征は“旅”ではなく“シーズン準備”
北海道の冬は、ゴルフ場がクローズしラウンドができない長いシーズンオフに入ります。
それでもゴルフを続けたい、そして来シーズンで結果を出したいと考えるなら、暖かい地域へのゴルフ遠征はとても有効な選択です。
冬の遠征は、単なる気分転換の旅行ではありません。
日々の練習の成果をコースで確かめ、新しく手にしたクラブを実戦で試し、春の競技やスコアアップにつなげるための実戦調整の場です。
そして遠征を成功させるカギは、
「どこへ行くか」よりも、何ラウンド回るかを先に決め、そこから逆算してスケジュールを組むこと。
この考え方ひとつで、冬の遠征は“楽しい旅”から“シーズン準備の重要な時間”へと変わります。
雪に覆われた北海道にいても、芝生の上でプレーする機会はつくれる。
その積み重ねが、春のスタートダッシュと、競技での結果にしっかりとつながっていきます。








