春ゴルフ始動!?北海道はの4月はまだ寒い、冬明けゴルフを快適に乗り切る4つのポイント

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北海道のゴルフ場は11月から長い冬季クローズに入り、シーズンインはようやく4月。しかし、本州の春とは違い、北海道の4月はまだまだ寒さが残る季節です。朝晩は一桁の気温、コースの芝もまだ緑になりきらず、足元もやや湿っていたり、お日様が当たらない場所には残雪も・・・。「春ゴルフ」というよりは「冬明けゴルフ」の様相。

そんな中でも、ゴルフ好きにとっては待ちに待ったゴルフ始動期!!本当に長いクローズ期間を終え、シーズン到来です。この記事では防寒対策のヒントも交えつつ、北海道の冬明けゴルフラウンドを快適に乗り切る7つのポイントを紹介します。

目次

1.冬明けゴルフの体調管理

冬のあいだ、雪に閉ざされていた北海道ゴルファーの多くは、運動量が激減しています。

久しぶりのラウンドで18ホールを回ると、疲労・筋肉痛・寒さによる冷えなどが一気に押し寄せ、ラウンド後に体調を崩してしまう人も…。かく言う私もその1人。そこで、「冬明けラウンドのためのコンディショニング」として、以下の3つの観点から体調管理を行うことが大切です。

私は冬の間、Youtubeを活用して、15分程度のピラティスを取り入れたら、体調が良くなりました!(週に3〜4日)

体を動かす「慣らし運動」はラウンド2週間前から

  • まずは毎日5〜10分のストレッチから
    肩甲骨、股関節、腰回りの可動域を広げるよう意識。特にスイングに必要な胸椎の回旋や、下半身の柔軟性を重視しましょう。
  • ウォーキングや軽いジョギングを取り入れる
    屋内や雪解けの道でもOK。目安は1日15〜30分、心拍数が軽く上がる程度でOK。足腰の持久力が戻ってくると、後半の集中力にもつながります。
  • ゴルフ素振り or 軽いスイング練習も有効
    クラブを振る感覚を身体に思い出させるだけでも違います。スローモーションでフォームを確認しながら、1日10回〜20回を習慣に。

寒暖差に負けない「自律神経ケア」

4月の北海道は、日中10℃前後でも朝は0℃近くになることもあり、寒暖差疲労が起きやすいです。

  • 湯船につかって体を芯から温める(シャワーだけではNG)
  • 寝る1時間前にはスマホやテレビをオフにして、睡眠の質を上げる
  • 朝はなるべく同じ時間に起きて朝日を浴びる(体内時計リセット効果)

これらは自律神経を整え、体温調整力や免疫力の回復に繋がります。

食事と水分補給で「冷えにくい体づくり」

  • 体を温める食材を意識
    例:ショウガ・根菜類・ネギ・発酵食品など。朝に温かいスープや味噌汁を取り入れると、内臓から温まりやすくなります。
  • ビタミン・ミネラルを積極的に摂る
    特にビタミンB群・C・D、亜鉛、鉄は、疲労回復や免疫維持に重要です。
  • 水分も”こまめに”がポイント
    寒いと喉の渇きを感じにくくなりますが、水分不足はパフォーマンス低下の大敵。白湯や常温の水でもOKです。

また、4月は花粉や気温変化による自律神経の乱れが起きやすいので、体調が少しでも変だと思ったら無理せず調整を。

2.ウェア&ギアで差がつく!春寒ゴルフの装備術

北海道の4月は「春の装い」ではまだ心許なく、“冬+春ミックス”の装備がベストです。気温5〜10℃、風が吹けば体感は一気に冷え込みます。そんな中でも快適にプレーするには、温めるべきところを冷やさず、動きやすさを保つ工夫がポイントです。

ベースレイヤー(インナー)で体温キープが命

  • 発熱素材(ヒートテック系や吸湿発熱系)を活用
    上下セットで着ると、気温5℃以下でも快適。私はヒートテックの2種類を気温によって使い分けています。
  • 首元・手首・足首を冷やさない
    ネックウォーマーやリストバンド、厚手ソックスで「三首」を守ると体感温度がグッと上がります。
  • 吸湿速乾素材でムレ防止
    少し動けば汗をかく時期でもあるため、肌面は汗冷えしない素材を選ぶと◎

中間着&アウター:動きやすくて防風性がカギ

  • 中間着(ミドルレイヤー):薄手のフリースやニット系
    スイングの妨げにならない、やわらかい素材が理想です。
  • アウター:軽量でストレッチ性のあるウィンドブレーカー or ダウンベスト
    フルスイングしても突っ張らないものを。ベストタイプなら腕まわりがスムーズです。
  • ウィンドパンツ:裏起毛 or 中綿入りが◎
    とくに朝イチ&カートの移動中など、下半身からの冷えを防ぐ役割が大きいです。

小物の力で“寒さの隙間”を埋める

  • 使い捨てカイロ(貼るタイプ/貼らないタイプ)
    ・腰に1枚 → 体幹が温まる
    ・お腹 or 背中に1枚 → 自律神経のバランス向上
    ・ポケット用で手を随時温めるのも効果的(冷えた指はスイングの天敵)
  • 冬用グローブ or 両手グローブ(手甲カバー付き)
    指先が冷えるとグリップ圧が不安定に。防寒グローブを持参しておくと◎
  • 耳あて・ネックゲイター・防風キャップ
    風のある日は耳が一番先に冷えます。首まわりも守ると一気に快適度UP。

シューズと靴下は“地面対策”の要

  • 防水性&グリップ力のあるシューズ
    春のフェアウェイはぬかるみ気味なことも多く、滑りやすい。スパイクレスよりソフトスパイクタイプが安心。
  • 厚手 or 発熱素材のゴルフソックス
    足元が冷えると、全身の冷えにつながります。できれば替えの靴下もバッグに1足あると◎

バッグに“春のための+α”を入れておこう

  • 替えのインナー(汗をかいた時の冷え対策)
  • 軽量ブランケット(カート内での防寒)
  • 保温ボトルに温かい飲み物(内臓冷え予防)
  • 曇り止めスプレー(春先のメガネやサングラス対策)

3.ラウンド当日のウォームアップ術

北海道の4月、朝の気温は5℃前後、風があれば体感はもっと寒く感じることもあります。
そんな中、いきなりフルスイングはNG! 筋肉も関節もまだ冬眠気味…。体をしっかり温めることで、スコアにも体調にも良い影響が出ます。

ここでは、【移動中 → 到着後 → スタート前】の3段階に分けて、ウォームアップ術を紹介します。

車での移動中:冷えない工夫で“マイナススタート”を防ぐ

  • 座席を温めておく(シートヒーター or カイロ活用)
     腰まわりを冷やすとラウンド中の腰痛リスクUP。
  • 厚着しすぎて汗をかかないよう注意
     車内で暑くなりすぎると、逆に外に出たとき寒さが堪える。重ね着は調整しやすい構成に。

到着後:体温を上げつつ関節を動かす

  • 駐車場で荷物を出すときから、しっかり動いておく
     しゃがむ・立つ・歩く、すべてが準備運動!
  • クラブを持ったまま簡単ストレッチ(所要5分)
    • クラブを肩に乗せて左右にゆっくりツイスト(胸椎回旋)
    • 膝を抱えて股関節まわりをゆるめる
    • 軽いスクワットで下半身の血流アップ
    • 手首・足首・肩まわりをぐるぐる回す
       → ポイントは“反動をつけない”でゆっくり動かすこと。
  • 軽く歩く or 練習グリーンでパット練習しながら体を動かす
     できればスタート前に500〜1000歩は歩きたい!

スタート直前:スイングに向けた動的ウォームアップ

  • 素振りは「フルスイング前に3段階で」
     1. 50% → 2. 70% → 3. 90%の力感で徐々に体を慣らす
     いきなり全力で振ると、筋を痛めやすいので注意!
  • ティーグラウンドでじっと立たない!
     前の組を待つ間、軽く足踏みしたり、肩回し、股関節を揺らしたりして“冷えない動き”をキープ。
  • 「今日の自分の体の感じ」を把握しておく
     体が重いならコンパクトスイングでスタート、調子が良さそうなら積極的に攻める…
     この“感覚チェック”が、初ホールのミスを防ぐカギです。

4.寒さに強いマネジメントでスコアを守る

寒い日のラウンドは、**“距離が出ない・体が動かない・集中力が続かない”**というトリプルリスクを抱えています。北海道の4月ではこれが顕著で、普段の感覚で回ると大きなミスにつながりやすいです。そこで重要なのが、「寒さに合わせたスコアメイク」=季節対応型マネジメントです。

寒い時期、必ず飛距離は落ちます!

飛ばない前提で“1クラブ大きめ”を基準に

  • 気温が10℃以下の場合、夏場より1〜2番手飛距離が落ちることも。
    • 例)夏に7番アイアンで150yd → 春は6番 or 5番がちょうどいい
  • 「ナイスショットなのにショート」を防ぐには、番手の勇気ある調整が必要。
  • 無理に振りにいくとミスが増えるので、大きめクラブでゆったり振るのが得策(これ重要)。

グリーンの“重さ”と“湿り”を意識したパッティング

  • 春先のグリーンは「転がらない・曲がりにくい」が基本。朝露や雪解け水で湿っていることも。
  • パッティングは以下の意識を持とう:ショートしない強めのタッチ、直線的にラインを取る(曲がる量が少ない)

おすすめ:スタート前のパター練習で、重めグリーンのスピード感に必ず慣れておく。

スイングは「縮こまらない」ことが最大のテーマ

  • 寒さで体が動かないと、自然とトップが浅く・フォローが小さくなりがちです。“フィニッシュまで振り切る”意識を常に持つ、素振りでは大きなスイングアークを意識する

私はオーバースイングなので、寒い時期のトップがちょうどいいのかもしれないなぁ・・・(笑)

フェアウェイ重視の“安全優先ルート”を選ぶ

  • 湿ったラフや凍結気味のバンカーは、予測できないミスを生みやすい。
  • 「ティーショットを飛ばす」よりも、“次が打ちやすい場所”を選ぶことが賢明。
  • セカンドを打ちやすい距離で止めるルート設計 を心がけると、スコアが安定します。

集中力とメンタルを保つ“小さな工夫”

  • 寒さで体が冷えると、判断力・集中力が切れやすくなるので以下の対策がおすすめです!
    • ショットごとに深呼吸+素振りでリズムを整える
    • 凍えるような時間が続いたら、保温ドリンクやカイロでリフレッシュ
    • ホール間の移動で「今のホールのよかった点を1つだけ思い出す」→ポジティブ継続

まとめ:北海道の春は一瞬!今しかないゴルフを楽しもう

寒さが残る4月でも、「いよいよシーズンが始まる!」というワクワク感はひとしお。しっかり準備して臨めば、寒い中でも楽しく、そして気持ちの良いプレーができます。

北海道のゴルファーにとっては、春の仕上がりが夏の本番に繋がる大事な時期。
「ゴルフ 始動期」を上手に過ごして、今シーズンの最高のスタートにしましょう!

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この記事を書いた人

競技ゴルフを始めて今年で10年。
ゴルフ歴は25年が過ぎ、親子で競技ゴルフを楽しんでいます。
右も左もわからないまま飛び込んだ競技の世界でしたが、今では仲間も増えて、日々楽しく精進しています。

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